ボローニャのポルティコ(回廊)群が世界遺産に!

登録されている世界遺産の数が世界一多いイタリア。2021年7月28日(水)にはさらに新しい登録場所が増え、その中にボローニャのポルティコ(回廊)群が含まれていました!
この記事ではボローニャのポルティコ(回廊)について詳しく紹介していきます。状況が落ち着き海外旅行ができるようになったら、ぜひボローニャのポルティコを見に来てくださいね。

ポルティコ(回廊)とは?

ポルティコとは回廊(屋根付きの廊下)のこと。ボローニャの旧市街には、至る所にこの回廊が作られているんです。

世界一古い大学「ボローニャ大学」がある事でも有名なボローニャ。もともとは、世界中からやってきたボローニャ大学の学生達に貸す部屋を作るために、建物の1階部分にポルティコ(回廊)、2階以上の部分に部屋を作ったと言われています。

  • 【ポルティコ?それともポルティチ?】
    ポルティチについては、ポルティコと書いてあることもあるので「一体どっちなの?」と思う人がいるかも。
    イタリア語は単数形と複数形で単語の形が変わるため、
    ポルティコ(portico)⇒単数形(1つの場合)
    ポルティチ(portici)⇒複数形(2つ以上の場合)
    回廊がいくつあるかによって呼び方が変わってしまうんです(ややこしい…涙)
    ボローニャ旧市街に回廊はいくつもあるため、イタリアの新聞等では「portici」と複数形で書かれています。

ボローニャの旧市街を歩いているとそこら中でポルティコを見かけます。このポルティコがあると夏の強い日差しや冬の雪を防げるので、昔はこのポルティコの下がたくさんいる職人たちの作業場だったとか。
今でも、ボローニャ旧市街に行くと雨でも傘無しで歩けるのでとっても便利!夏の暑い時期には、強い日差しを遮ってくれるので体力消耗も防げます。

ボローニャ旧市街にあるポルティコを全部繋げると…

ボローニャ旧市街に多く作られたポルティコ(回廊)。ボローニャの旧市街を歩いていると、ポルティコの多さにびっくりする人も多いと思います。
旧市街にあるポルティコを全部繋げると、なんと約42㎞にもなるんですよ!

※ポルティコ群の長さについてはいろいろな説があり「ボローニャ旧市街内のポルティチを繋げると38㎞、旧市街の外のポルティチもあわせると53㎞になる」書かれているものも。
とにかく、めちゃくちゃ長い!ってことですね(笑)

ポルティコのデザインはいろいろ!

ボローニャの旧市街では至る所でポルティコを見ることができますが、建物によってそのデザインも様々!ボローニャ旧市街を散策する時には、ぜひポルティコのデザインも楽しんでくださいね。

ボローニャ旧市街のいろいろなポルティコを少し紹介!

2022年1月7日追記:ポルティコの写真を追加しました!

2021年の12月にボローニャ旧市街へ行った際、ポルティコの写真をたくさん撮ってきたので載せておきます。
このほかにも、まだまだいろんなポルティコがありますよ!

ボローニャに来たらポルティコ巡りを楽しんで!

旧市街を歩くとポルティコだらけのボローニャ。
多くの通路は屋根付きなので、雨の日でも傘を持っていなくてもほとんどの所へ行くことができます。

いろんなデザインのポルティコがあるので、上を見ながら歩くのもとっても楽しいです。(上を見過ぎて人にぶつからないように注意!笑)
ボローニャに来たら、ぜひポルティコ巡りを楽しんでくださいね!

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